【阪神JF GⅠ 阪神 芝1600】
リニューアルされた阪神コースで行われる重賞1発目。今までのトリッキーなコースではなく,器用さよりも底力が要求される厳しいコースになった。昨日の傾向からいくと,直線が長いため道中はゆっくり流れ,内回りコースの4角過ぎあたりから仕掛けていく感じだった。開幕週ということもあり,先行馬や前目に付けた差し馬が連対していた。予想もこのことをふまえたい。
◎ 2 ウオッカ
○ 8 ハロースピード
▲ 9 アストンマーチャン
☆ 3 ルミナスハーバー
△ 7 マイネルーチェ
△ 1 テンザンコノハナ
能力比較の基準となる馬は2頭いる。1頭はこのレースの中心となるアストンマーチャン。前走のファンタジーSでは先行から上がりNo.3の33.6を繰り出して5馬身差の圧勝。上がりNo.1とNo.2はともに後方待機馬であったからこれは非常に優秀。圧勝されてもおかしくはない。しかし,新阪神コースはスピードが問われた前回の京都開催とは異なり,底力が問われるコース。マイルでもそれ以上のスタミナが要求されるだろう。アストンマーチャンは父アドマイヤコジーン×母父ウッドマンという短距離で持ち味が発揮される配合。マイルはぎりぎりといったところだろう。しかも馬主はアストンマーチャンが所有2頭目。ダビスタじゃないんだから,そんなに簡単にGⅠが勝てるわけないだろう(笑)ということで今回は▲にとどめるが,前走で先行しながら突き放されたイクスキューズあたりには逆転されないだろう。
もう1頭の能力比較基準馬は牡馬のマルカハンニバル。6月にデビューし,すでに9戦している。しかも9戦の成績が[1,2,5,1],馬券外の1回も4着と常に善戦している。デイリー杯では来週の朝日杯FSで1番人気になりそうなオースミダイドウと0.1秒差という成績を残している。今回のメンバーの中でマルカハンニバルに先着しているのはハロースピード,ピンクカメオ,マイネルーチェ,ウオッカの4頭。理論的にはこの4頭は牡馬のトップクラスともそこそこやれるということになる。しかし,ピンクカメオは蛯名が当レースが新阪神外回り初騎乗となるので切る。マイネルーチェは新潟2歳Sで一度差されたゴールドアグリをもう一度差し返す根性を見せた。前走のファンタジーSは11着と惨敗したが,これは休み明け&新潟2歳Sとのペースの違いに戸惑ったのが原因と見てここではまだ見限れないが,軸にはしづらい。残る2頭に逆転を期待する。
本命はウオッカ。前走はスローペースで位置取りの差がそのまま勝ち馬との着順の差となってしまったが,時計のかかる馬場&1800を経験したのは大きな強み。先行して抜け出せる脚質はまさに阪神コースにうってつけだ。鞍上の四位もこの馬には相当期待しており,事実ファンタジーSで上がりNo.1を記録し4着したハギノルチェーレよりこちらを選んでいる(最もハギノは前走がメイチの仕上げという話もある)。まだアストンマーチャンと対戦しておらず未知の魅力がある。
対抗はハロースピード。血統面ではマヤノトップガン×セクレタリアトと明らかに距離が伸びて良いタイプであり,底力も期待できる。前走はアストンマーチャンに負けたが,あれは位置取りの差が出た。後方待機勢では最先着しており,今回は吉田隼→岩田に乗り替わっており万全を期している。岩田はSS系のような脚を溜めて直線一機の競馬はユタカやノリに比べるとうまくはないが,BT系の底力があり追って味が出る馬を乗らせると天下一品。ここはハロースピードの持ち味を存分に引き出してほしい。
前走レコード勝ちのルミナスハーバー,まだ見限れないマイネルーチェ,単騎で逃げられそうなテンジンコノハナを押さえておく。
買い目 馬連 2から8,9,3,7,1 8から9,3,7,1
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